転職をする事になったんですが、内定が決まっていた会社が突然内定の取り消しを言ってきました。理由と聞いたのですが、いろいろと調査を指せてもらった結果というような事をちらっと言われました。納得がいかなかったので具体的に教えて欲しいと言ったのですが、それ以上はお教えでいないと言われました。
自分でもいろいろ心当たりを探したのですが、実は転職する前に経済的な不安が有り、キャッシング会社と契約をしました。それぐらいしか思い当たらないのですが、実際にそんな事が向こうにわかるのでしょうか?またそんな事を理由に内定取り消しになる事ってあるんですか?
(⇒就職内定と融資の関係)
キャッシング情報は調べられますので可能性としては有ります
内定の取り消しの詳しい理由はやはりわかりませんが、可能性としてはキャッシング契約の事が理由の一つになっているかもしれませんね。その会社に聞いてみないとわかりませんが、実際に会社によっては採用する人の借入情報などを調べてから採用・不採用を決定しているという話は打ち明け話で良く耳にしますので、今回のケースがどうかわかりませんが、世の中にはそういう事が有るという事は確かでしょう。キャッシング情報というのは、ある情報機関に問い合わせをすれば、確認する事はそれほど難しい事では有りません。
もちろん採用内容はそれだけで決定している訳ではないですので、一概にもそれがすべての理由と決めつける事はできませんが、キャッシング自体が悪い事、という風潮は確かに有りますので、原因の一つになった可能性は有りますね。キャッシング契約をするとその時点で、キャッシング系の情報機関である会社へ情報が飛ぶんですね。そして借入金額ですとか返済金額の情報がそこに保管されるようになっています。ですので一度でも借入をしたら一定期間はそこに情報が残っていると考えた方が良いでしょう。(参考ページはこちら→この情報は審査にどう関わるの?)
もし借入するにしても銀行でのキャッシングは不利に取られないなど、いろいろ有るようですが、事実はわかりませんので、たまたまそういう会社にあたってしまったと考えるしかないでしょう。キャッシング契約者は500万人ぐらいと言われていますので、今時契約していない人の方が珍しいかもしれません。会社も見方を変えて来るのではないでしょうか?しかし内定取り消しというのも法的に規制ができているはずですので、一度調べてみたら良いかもしれませんね。
キャッシングを利用している事で内定取り消しはありえるのか
キャッシングは借金をしている事であるので、世間からはあまり良いようには思われません。やむを得ない事情があったとしても、借金の原因まで知らなくても冷たい目で見られる事になります。では、そういったキャッシングを利用した形跡がある事によって就職先の内定取り消しは有り得るのかというと、その利用者の利用の仕方によって変わってきます。
まず、完済をしており滞納も一切していない場合においては、それがマイナスイメージとして就職先の会社に見られる事はまずありません。それで内定が取り消されたのであれば、不当な取り消しとして訴訟を起す事が出来ます。滞納を一度しており、返済途中であった場合でも多少のマイナスイメージはあっても内定取り消しまではいきません。
(⇒延滞する事での真の悪影響とは)
借金をしているからといってその様な処分は不当な処分とされています。こうした処分をする事で企業イメージが損なわれる事にもなるので、企業としてもこういった処分は実行する事はほとんどありません。しかし、金融機関のブラックリストに載っている場合には内定を取り消される場合があります。そもそもブラックリストに載るというのは相当悪質な場合であり、普通に滞納を一回してしまった程度ではブラックリストに載る事はありません。
つまりブラックリストに載っているという事は相当な悪質な利用者であったという証明になります。企業としては、その場合はそういった人物を雇う事が企業イメージを損なう原因になり、その人物が行う業務に支障をきたす可能性があると考えます。実際にブラックリストに載る原因としては、滞納を繰り返していたり、審査に落ちたのに何度申込みを繰り返す事が挙げられます。
その様な事をする人物は実際に常識が無い人間であり、雇う事で企業が損失を受ける可能性があります。そのような事が無いようにする為にも、良識ある利用者でいる事が大切です。そして、出来れば就職時には完済しておく事が大切です。