わたしは、自営業を営んでいるのですが、店舗拡大のために300万円の資金が必要になりました。銀行でローンの申し込みをしたのですが、断られてしまい、キャッシングは審査が甘いと聞いたので、借り入れをしたいのですが、審査には通るのでしょうか。
大手の消費者金融では自営従事者への融資をしています
大手の消費者金融ではキャッシングを通して、自営従事者への融資を行っています。中小の消費者金融でも、融資はしているのですが、融資限度額が低いので、300万円の借り入れは難しくなります。
通常、キャッシングは年収の3分の1以上の借り入れは総量規制という法令で規制されていますが、事業資金としての借り入れは、対象外のため、多額の資金を調達しやすくなります。
消費者金融によっては、1日で借り入れができると言うところもあり、銀行のローンに比べると、キャッシングは利便性に富んでいます。ただ金利は平均15%になるので、300万円の借り入れに対して、返済額は約345万円ですから、正しい返済計画を立てる事が重要です。
また審査がないわけではないので、安定した収入のあるサラリーマンに比べると不利になります。3年以上の黒字経営に成功しているなど、融資する側に返済能力があるという確証を与える事は重要です。
大手の消費者金融であれば、ネット申し込みが可能ですので、最短30分の審査で即日、自分の銀行口座にお金が振り込まれることになります。
自営専従者がキャッシング審査に通りにくいというのは本当?
急な資金が必要となった時に備えて、キャッシングの契約をしておくと、とても便利です。わざわざ銀行の窓口に行く必要もなく、コンビニのATMからお金を引き出すことができるからです。限度額に余裕がある限りは、特に再契約の必要もなく、何度でも借り入れができます。
あればとても便利なキャッシングのカードですが、これを契約するには、審査に合格しなければなりません。審査に合格するには、相応の信用力が必要になります。
よく言われることですが、自営専従者にはキャッシング審査が厳しい、と言うのは本当でしょうか。自営専従者でも、十分な収入がある人もいます。それでも、職業の種類によって、審査が厳しいなどということはあるのでしょうか。
結論から言うと、そんなことはありません。キャッシング審査で重視されるのは、安定収入です。安定的な収入があれば、たとえその額が低くても契約はできます。額が低い人は、低いなりの限度額が設定されるのです。
しかし、一般に自営専従者は、収入が安定的ではないとされます。確かに、中には前年度の年収が1000万円以上なのに今年度の年収は300万円程度、といった人もいるでしょう。
しかし、中には毎年安定的な収入を得ている人もいます。酒屋さんや米屋さん、床屋さんなどは、収入が安定的と言われます。地域の信頼を得ている居酒屋さんやスナックなども、経営者の収入は安定的でしょう。その様な人は、問題なくキャッシング審査に通ります。
自営専従者は、サラリーマンに比べると、収入の安定性を証明するのが少々面倒くさいのです。金融機関によっては、金額に関わらず所得証明書を求めてくる例があります。サラリーマンには必要のない所得証明書を、自営専従者は求められてしまうと言うことなどから、審査は厳しいという噂につながっています。
実際に処は、そんなことはなく、単に自営業者の安定収入を知る手段がないので、金融機関は書類の提出を求めているだけなのです。サラリーマンの収入は、特に証明書がなくても、大体わかりますからね。