キャッシングって手を出すとやばいと親や周りから言われるんですけど、なんでやばいんでしょうか?自分は定職も持って、それなりの稼ぎも有るのですが、やはり車が五欲しかったり、ちょっといいマンションに住みたかったり海外旅行にも行きたいのでお金もなかなか追いつきません。もちろんずっとそんな事を続けるつもりもないんですが若いうちじゃないと経験できない事も有ると思うので、やっぱり多少借金をしてでも今のうちにやりたい事はやってしまいたいんですよね。それでキャッシング契約もしようと考えているんですが、そんなになにかやばい事でもあるんでしょうか?
(⇒キャッシングは危険性についても自覚すべし)
内容をきちんと把握して行えばやばい事は有りません
キャッシング契約は法的にも認められている契約ですので、キャッシング契約を結ぶこと自体にべつにやばい(?)事などは有りませんし、なにか危険な目に合うとか、人生を狂わされるという事などは有りません。しかしキャッシングに手を出し、多重債務に陥って人生を狂わされたという人が続出し社会問題化した、という事は事実として有ります。つまりキャッシング自体にそういう事に陥る可能性が有るという事ですね。それをきちんと把握し、自分の返済能力に適したキャッシングをしていれば問題は有りません。まあしかしそれが実際にはできない人が多いという事でしょう。(参考ページはこちら→問題の無い融資を遂行する術)
多重債務という事について説明をしておきますと、つまり1社だけの借金では追いつかず、何社も借入を行い、その利子だけで膨大な金額となり、元金の返済どころか利子の返済だけで生活が切り詰められ借金地獄に陥ってしまう事ですね。簡単に言うと借りやすく返しにくいという仕組が構造が有り、そこにまんまと陥ってしまう人がたくさんいるという事なんですね。今を楽しんで、できた借金は後から返せばいいと考えても、実際いざ借金返済の時点に来ると、まだ楽しみたいとか言う気持ちも残っているのでなかなか切替できる人はいないんでしょうね。
ですからもしキャッシングをするのであれば、いくら借りたら、月々いくらづつ返済してどれくらいの年月掛かるか、返済するまでに利子をいくら払わなければいけないかをきちんと計算した上で契約する事ですね。それがはっきり把握できていればまずい事なんか有りませんよ。
やばいキャッシング業者とは、どのような業者か
キャッシングと聞くと悪い印象を抱く方が多いと思いますが、これは昔ニュースなどで悪質な取り立てが、数多く報じられた事が原因となっているのでしょう。
昔は法律などがしっかりとしておらず、借りる側も貸す側も無理な金額を取引して、結果返すことができないなどのトラブルとなっていました。
この事態を重く見た国は平成18年に法改正を行い、利用者の年収の3分の1以上の金額を借り入れることを禁じた総量規制を制定したのです。
これに伴って悪徳な業者も減少をして、今では安心なキャッシングが行えるようになりました。その代わり厳しい審査項目が設けられることとなり、働いていることはもちろんのこと、長期にわたり安定した年収があることが見込めることなど色々と審査されます。
しかし、これは業者側と利用者側の双方を守る為の審査となりますので、仕方のないことです。逆に審査が甘いことや審査がないことが、やばいキャッシング業者となるのです。
無審査となると収入額がどの程度なのかや、働いているのかさえ確認をしないこととなってしまいます。しかしそうなると総量規制をどのようにして守っていくのでしょうか。
上記でも説明しましたが総量規制とは年収の3分の1以上の金額を貸すことを禁じた法律となります。年収額を聞くことがなく、働いているのかさえ分からない状態では、この総量規制を守ることは不可能となります。
そうなってくると無審査と謳っている業者は、そのほかの法的ルールを守らない可能性が高くなります。一番多い危険は利息になります。
実際には利息は20%までが最大と決められていますが、無利息と謳っている業者には10日間で30%もの高金利をとる業者もあります。
また中には振り込め詐欺などの犯罪を行っている場合もありますので注意してください。このようにキャッシングそのものは正しく使えば決して危険なものではありませんが、選ぶ業者を間違えてしまうと危険な目に遭ってしまいます。