審査のいらないキャッシングがあったら利用したいのですが、そういう中小の消費者金融はありませんか。(参考ページはこちら→中小消費者金融にはどんなところがあるのか)
中小でも消費者金融は必ず審査を行います
キャッシングをする時は、大手、中小に限らず全ての消費者金融では必ず審査を行います。やみ金でも収入がなければ、借り入れする事はできません。キャッシングの審査は返済能力の有無を確認するためのものなので、必ず行われます。ただ銀行系の消費者金融に比べると、独立系の消費者金融の方が審査のハードルは低くなります。
審査で問われるのは、個人情報や借り入れ情報、収入情報などで、独身より既婚者の方が優遇されますし、女性に比べると男性のほうが審査の属性は上がります。他にも扶養家族が多いよりは少ない方が有利ですし、持家に住んでいて、住宅ローンがないとより属性は上がります。
(⇒他にも今現在の就業形態も問われます)
収入がないと、借り入れはできませんが、月1万円でも収入があると属性は上がりますので、借り入れできる可能性があります。収入が安定していても、他社からの借り入れがあると、審査に落ちる事もあります。ただ審査に有利になるように嘘の申告をするのは、絶対に止めましょう。
過去の借り入れ状況は、ほとんどの貸金業者が加盟している信用情報機関に登録されるので、すぐに把握されてしまいます。特に3ヶ月以上延滞すると、そのことも情報として共有されるので、キャッシングだけでなくクレジットカードが作れなくなったりするなどの弊害が出てきます。キャッシングは少額の借り入れにとどめて、確実な返済方法を確立するようにしましょう。
審査のいらないキャッシングとは存在するのか
審査のいらないキャッシングとは実際に存在しているのか、確かにインターネットで検索を掛けてみると、数多くの「無審査キャッシング」というものが現れます。(参考ページはこちら→無審査キャッシングって信じて良いの?)
しかしこれは事実なのでしょうか、結論から言うと嘘でしょう。というのも普通に考えて審査をしないという事は、貸した人がどんな人かもわからずに貸すことになりますので、会社にとってもリスクの高いことになります。
また平成18年には貸金業法は改正かあり、総量規制などのシステムが導入されています。これは昔、消費者金融で悪質な取り立てが頻発して社会問題となったのです。
その時の原因が借りる側が、返す見込みのない多額のお金を借り入れる人が多いことで起きたのです。そこで国がそのようなことをなくそうと提案したのが総量規制になります。
年収の3分の1以上のお金を消費者金融は貸すことができなくなったのです。つまり業者側がお金を貸す際には、その人がどのような仕事で、年収がどのぐらいなのかを調べなくては、実質お金を貸すことが難しいのです。
審査をしないという事は、年収がどのぐらいなのかという事や、働いているのかという事も聞くことがないという事になります。(参考ページはこちら→通常の融資審査基準について)
このような状態では総量規制という法律を守ることは、ほぼ不可能です。ですので、もし無審査でキャッシングを行っている業者があるとしたら、その業者は悪徳業者と考えてよいのではないでしょうか。
また本当に貸してくれたとしても、法律を無視した超高金利の利息が付くことになるのでしょう。実際にある業者では10日間の借り入れで10%ずつ利息が発生したり、10日間で30%もの利息が付くところもあります。
振り込め詐欺の手口などで無利息キャッシングを謳っているものが多いので注意してください。もちろんキャッシングそのものは危険なものではありません。
審査をしてくれるという事は、自分がお金を返すことができるのか、一緒に考えてくれるシステムになりますので、利用する場合には審査をしっかりと行ってくれる業者を利用するようにしましょう。