社会人になって3年目のとき、お金が厳しくなってしまい、はじめて消費者金融でキャッシングを申し込みました。独り暮らしをしていたこともあり、毎月苦しくて仕方なくつくりました。キャッシングなんてしてしまったら身の破滅だ、と思い込んでいたのですが、まったくそんなことはなく、今日に至っています。

あれから2年、ちょっとお金がピンチになるたびにお世話になり、今の自分にとってなくてはならないものとなっています。借りた分をきんちと返済していれば、身の破滅なんてことはまったくなく、何をそんなに心配していたんだろうと笑ってしまいますね。現在はキャッシング枠が10万円なんですが、もう少し増額したいと考えています。せめて20万円になればいいかなと。増額を申し込もうと思っていますが、審査があると聞きました。どんな内容の審査があるのでしょうか。

増額の審査は最初と同じですが、それプラス信頼度です

キャッシングの利用枠の増額に関しては、再審査のあるところがほとんどだと思ってください。審査の内容は、最初にキャッシングを申し込んだときと基本的に同じでしょう。ただし、申し込んでから2年が経過しているわけなので、金融機関としてはその人の信用度を把握しているはずです。その信用度を元に判断すると思われます。
(⇒基本的な融資の審査内容

個人の信用度とはいったいなんでしょうか。最初にキャッシングを申し込んだときは、その人の年収や勤め先、勤続年数など、上っ面の情報しかわかりません。その人がきちんと約束を守る人かどうかは、取り引きしてみないとわからないわけですよね。2年の間に、借りたものをちゃんと返済しているか、延滞はないか、などをチェックしています。ここで、約束を守る人だと判断されれば、増額の審査はサクッと通るでしょう。年収が上がっているかどうかより、この信頼を重視する傾向にあります。ちなみに、信頼が得られれば、増額の申請をしなくても自動で上げてくれることもありますよ。もしかして融資の限度額が上がっているかもしれないので、一度確認してみるといいかもしれません。
(⇒それでも年収も融資審査では大事です

信用度が悪かった場合はどうでしょうか。返済がしょっちゅう遅れたり、催促されるまで返してくれない、まだ返していない場合、などです。この場合は、いくら2年後に収入が上がっていたとしても増額は厳しいでしょうね。約束が守れない人のことは誰も信頼なんてしませんよね。信頼できない人に増額なんてしてくれない、ということです。

キャッシングを申し込んで、ゆくゆくは増額したいと考えている人は、返済をきちんとしておくことが大事です。金融機関は、上っ面の情報ではなく、その人との信頼関係を重視します。あまりにも信頼度が下がってしまった場合は、自動的に減額されるなんてこともあるので要注意です。

金融機関と信頼関係が結べている自信がある場合は、堂々と申し込んじゃっていいでしょう。申し込む際は、消費者金融のコールセンターに電話すればそれでOKです。電話にでたオペレーターさんが親切丁寧に教えてくれます。逆に、返済を何度も滞ってしまい、信頼関係が結べていないかも、という人は増額の申請はやめておいたほうが無難でしょうね。へたに申し込んでしまうと減額されてしまう可能性もないとは言えません。「返済もちゃんとできないのに、増額してくれだと?もう信頼できないからむしろ減額してやる~」なんてことになるかもしれませんよ。まずはきちんと返済して、信頼を得ることを第一に考えるようにしてくださいね。

キャッシング増額審査で注意するポイントの解説

キャッシングとはいわば無担保のローンであるため、業者側にも貸し倒れのリスクがあります。そのため、利用者を信用して貸し付けを行うため、契約時の利用限度額は低く抑えられることがほとんどです。初期の利用限度額では不便を感じる場合、キャッシング増額の申し込みを行う必要がありますが、これは無条件で行えるものではなく、審査が必要になります。

前述のように信用が重要となるため、現在の限度額で返済に問題がないという実績を作る必要があります。これには6か月から1年間は必要になります。途中で返済の遅延を起こしてしまうと、その限度額で返済に問題が起きているため、増額することは難しくなります。また、途中で利用しない期間をあまり長く空けず、継続して利用し続ける必要があります。
(⇒仕事が変わっていても融資審査では不利に?

キャッシングでは契約してしまえば自由に借り入れを行えますが、増額を狙う場合には完済前に次々と借り入れを繰り返すのは避けた方が良いです。借り入れ残高が残っている状態で再度借り入れを繰り返すと、資金状態に余裕がなく、返済能力が十分ではないとされる危険性があります。また、返済方法として、繰り上げ返済が可能であれば、これを利用して予定よりも早く完済することで返済能力が高いと判断されやすくなります。

利用している会社が信販系・消費者金融系である場合、契約している全ての会社の利用限度額を合計し、これが年収の3分の1になっていないか確認します。これらの会社は総量規制の対象になるため、おまとめローンを利用する場合などの例外を除いて年収の3分の1を超える借り入れはできないため、既にこれに到達しているとそれ以上の増額はできません。

また、キャッシングの利用実績を作る期間について、これは契約時からではなく、契約、または前回の限度額増額時からの期間であることに注意します。増額後は、その限度額に対して返済能力が十分であると判断される必要があり、すぐに再度申し込みを行っても審査に落ちます。あまり多額の増額を希望しても通りませんが、低くし過ぎても次までの期間が必要になるため、適度な増額を希望するようにします。

【参考ページ】
融資で増額をしたいなら最低限守らないといけないこと

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