自動車の購入を考えているのですが、現金ではとても無理なのでローン組みをしようと考えています。その時にカーローン会社に頼むことになりそうなのですが、審査が有るので、そこで審査が通るかどうかが心配です。自分は23歳の会社員で、勤続年数は3年くらいなんですが、銀行でキャッシングサービスを契約しており、最大20万円の契約ですが、現在の借入が7万円くらいあります。他社で借入があるとローン審査が通りにくいというように聞いているのですが、この条件ですと審査は通らないでしょうか?目安でも良いので教えてください。
(⇒審査に通るか否かの最低水準を考える)
キャッシングもローンに含まれるので審査に影響は有ります
キャッシングもローンに含まれますので、ローン組みをしようとする時の審査では、他社借入にカウントされますので影響は有ります。ローン審査の時に共通して言える事ですが、情報機関への信用調査が入ります。そして現在あなたがキャッシング契約している情報がその情報機関へ提供されていますので、必ず情報としては伝わっているんですね。もちろん審査項目の中に他社借入の有無は入っているので影響が有る事は間違い有りません。しかし審査項目はそれだけでなく、現在の職業・勤続年数・年収などの複合評価となりますので、借入が有る事自体が全くダメという訳では有りません。
今回のケースですが、金額的には7万円くらいという事ですのでそこまで大きな影響はないのでは無いでしょうか?むしろローン組み予定している金額が職業・年収に相応しい金額で有るか、という事の方が影響が大きいと思います。勤続年数が3年で正社員という事であれば、可能性としては充分にあると思います。金額次第になりますが、まずは現在では総量規制という法律が有りますので、ローン会社が貸金業者で有れば、この対象となり、年収の1/3未満の金額で無ければ借入自体が出来ないのです。(参考ページはこちら→総量規制がある場合の融資の立ち回り方)
例えば年収が300万円の方であれば他社借入含め100万円がローン組みの最大金額となります。この点も含め一度購入される所と相談をされた方がよろしいかと考えます。例えば銀行のローンであればこの対象となりませんので規制に縛られる事は有りません。しかし今回のケースですと車の購入金額に依る所が大きですので、まずは購入先と、現在の状態をお話ししてローンが通りそうかどうか相談をしてみるべきだと思います。
キャッシングの審査の時の借入額にローンの金額も含まれるか
キャッシングを利用する時もローンを組む時にも必ず利用の為の審査が行われます。この審査では利用者の返済能力の有無や、お金を貸してもしっかり期日までに返済する気持ちがあるかを判断します。これらが基準に達していなければ審査に通る事はありません。(参考ページはこちら→融資審査落ちの分かれ道)
お金に困っている人は年収が低く、経済力に乏しいので審査に通るのが困難な場合が多いです。経済力に関して審査落ちよりも借入額で落ちる場合が多いです。既に他社から借入をしている場合においては、審査で不利になるので新たな借金を重ねるという事は難しくなっています。
(⇒高収入な仕事をしているなら通過する可能性あり?)
ではキャッシングを利用しながらローンを組む事は出来るのかというと、基本的には可能です。しかし、前述したように借入額が多額であったり少しでもある場合は審査に通らない可能性もあります。キャッシングをしながらローンを組むという事は借金が増えるという事になります。
では、ローンを組んでおり返済が終わっていない状態ではキャッシングの審査にどのような影響を及ぼすのかというと、まず借入額の項目にローンの未返済額が加わります。車の購入の際に組んでいた場合は100万円近く未返済の場合もあります。その様な場合はまず審査に通る事はありません。法律では年収の3分の1以上の借入はしてはいけませんし、さしてもいけません。
この時点で年収を越えていなかったとしても、キャッシングを許可してしまうと越えてしまう事があります。それでも越えなかったとしても、既に他社から借入をしているという時点で審査には不利になります。すべての借金の借入額が含まれるという事を覚えておく事が大切です。
この法律は多重債務者を無くして、自己破産に陥る人を減らすためにあります。こういった制限が設けられていないと、借金をひたすら重ねて自己破産を繰り返してしまう人物も出てきます。そうなれば金融機関にとっても大きな損失になってしまうので、貸金業法は細かく定められています。