キャッシングの契約書の悪用なんてあるの

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結婚して1人の子供がいましたが、旦那のDVで昨年離婚しました。子供は私が引き取り、シングルマザーとして頑張っています。仕事は派遣社員で事務の仕事をしていますが、子供の具合が悪くなると保育園ではあずかってくれないので、仕事を休むしかありません。派遣社員なので休んだ分だけ給料が少なくなるのが困りものです。来年から子供が小学生ということもあり、お金がかかるのは目に見えています。

いざというときのためにキャッシングできるよう、申し込もうと思っていますが、契約書を悪用されたという話しを聞いたことがあります。キャッシングを申し込んだときの契約書を悪用されるなんてことは本当にあるのでしょうか。旦那からは逃げるような形で離婚したので、自分たちの居場所を知られるのではないかと不安です。

名前の知れた金融機関が契約書を悪用することはないはずです

キャッシングの申し込みをしたときの契約書を悪用する・・・絶対にないとは言い切れませんが、ある程度名前の通った消費者金融や銀行などではまずないと言っていいと思います。仮に、個人の契約書を悪用したとして、悪事がばれてしまったら営業停止処分になるのは間違いありません。そんな危険を冒してまで悪用するメリットはないはずです。それでも心配なら、契約書に付帯されている約款に「個人情報の取り扱い」について記載されているはずなので、約款を隅から隅まで読破することをおすすめします。約款はゴマ粒のような文字で書かれていることが多いので、拡大コピーをするなりして、きちんと全部読んでおきましょう。

キャッシングの申し込みをして、審査に通った人は、金融機関にとってこれからお付き合いがはじまる「大事なお客様」なわけですよ。そんなお客様の契約書を使って悪事を働くなんてまず考えられませんよね。実際、金融機関が個人の情報を元にどんな悪事を働くんだ?と、逆に聞いてみたいものです。

それじゃ、審査に落ちた人の契約書はどうするの?ということになりますが、審査に落ちたわけなので、契約書は存在しませんよね。審査の時に申し込んだ個人情報に関しての取り扱いはどうかというと、金融機関によって扱いはさまざまでしょう。破棄するところもあれば、一定期間保存するところもあるようです。どうしても気になるようであれば、聞いてみるのもいいかもしれません。さらにお願いすれば、審査の時に記入した申し込み用紙を返してくれるところもあるようです。ただし、信用情報には「審査落ち」として登録されてしまっているので、申し込み用紙を返してもらったところでどうこうなるものではあまりせんけどね。手元に戻ってきたことで精神的に安心するくらいでしょうか。

落ちたからといって悪事に利用することはないはずです。聞いたこともありませんし、そんなことするはずがないと信じています。もしあるとしたら、まったく名前の知られていない、それこそ個人でやっているようなところかもしれません。断定するのはよくないですが、大手は企業のコンプライアンスが浸透しているでしょうから、個人情報の取り扱いに関しては徹底的に教育されているはずです。契約書の悪用なんてあり得ませんね。

ましてや元の旦那さんにキャッシングの契約書が元で居場所を知られることはまずないと思います。キャッシングの契約書を心配するのではなく、市役所か区役所に情報を開示しないよう依頼しておくのが先決ですね。念のため警察に事情を説明しておくこともお忘れなく。

【参考ページ】
金融業者の危険性がどうしても気になるならこちらも参考に

キャッシングの契約書の悪用をされないために大切なこと

キャッシングの申し込みを行って、審査も無事にパスすると、契約書が郵送されてきます。店舗窓口や自動契約機で申し込んだ場合には、その場で渡されます。この契約書に必要事項を記入して金融会社に返せば、キャッシング専用のカードをもらうことができて、キャッシングサービスを利用することができるようになります。
(⇒カードによるキャッシングにはどんな利点が?

ここで注意すべきは、この契約書です。契約書は、いわばキャッシングに関しての金融会社と利用者との約束事が記載されている大切な書類ですから、どんなに面倒であっても、その内容をよく読んでおく必要があります。

細かい字でいろいろと書かれている場合もありますが、少なくとも借入金額、期間、利率それに返済方法をよく確かめてから、契約書に署名捺印をすることが大切です。一旦署名捺印をした書類と言うのは、署名捺印をした人がその内容について同意し、認めたことを意味しますから、後からそんなところまで読んでいなかったなどと言う言い訳は通じません。

最低でも、金利、返済期間と返済方法、遅延損害金、保証や担保の有無についての記載が契約書になければ、申し込みをしないことです。これらの項目について記載がない契約書に署名捺印してしまうと、後でそれらの項目について、金融会社或いは関係のない第三者が自由にそれらのことについて記入することができ、キャッシングの契約書の悪用ができてしまうからです。

契約書について、少しでも疑問があれば、遠慮せずに金融会社の担当の人に質問をして、納得するまで絶対に署名捺印をしないことが大切です。不審に思うことがあっても質問もせずに署名捺印をしてしまうと、そのキャッシングの契約書を悪用される恐れがあります。

あまりキャッシングの契約書などについて詳しくないために、自分一人では不安だと思う場合には、出来るだけ詳しい人についてきてもらうようにすることも大切です。

また、キャッシングの契約書の写しは必ず受け取り、大切に保管しておくようにします。こうすることで、後で契約書を改ざんされることを防ぐことができます。

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