仕事に必要なスーツやカバンを新調したのですが、思っていたよりも出費がかさみ今月引き落とされる支払いが厳しい状態になっています。とりあえずお金を借り穴埋めをしようと思っているのですが、できれば銀行のカードローンにしたいと思っています。
消費者金融のカードローンはなんとなくできれば避けたいと思っているのですが、審査や借り入れについては銀行よりもゆるくて早いイメージがあります。銀行のカードローン審査は消費者金融よりも厳しいですか?
(⇒融資の審査基準の差はどうなっている?)
銀行のキャッシングって消費者金融よりも審査厳しい?
最近の銀行カードローンの審査は消費者金融とあまり変わらないと思いますよ。銀行にはよりますが、条件面もだいたいどこも同じですしね。
そもそも金融機関の審査というのは貸すことを前提に審査が行われます。提出書類に記入する収入や勤務形態や勤続年数などから月々の返済額を査定します。金融機関側がこれくらいなら返済できるだろうと出した金額が借り入れ上限額として決定されます。基本的にこれは銀行も消費者金融も変わりません。
(⇒限度額が決まるまでの要因)
ただし、消費者金融の方が金利が低いですね。それに、消費者金融であれば総量規制とう年収の3分の1までしか借り入れできないとい法律上の制限がありますが、銀行は関係ないので年収の3分の1以上の借り入れも可能です。
メガバンクは審査が厳しいことは確かだと思いますが、三菱東京UFJ銀行、セブン銀行、イオン銀行や他のネットバンク、あとは新生銀行の専用カードローンのレイクなどはオススメですよ。
銀行カードローンはキャッシングの審査が厳しい?
銀行カードローンはキャッシングの審査が厳しい?と思えますが、実際はさほど厳しいというわけではないです。融資額がいつも貸している額に比べれば大した額ではなく、それでいて金利が高いから、薄く広く貸して、収益を上げて延滞率を下げるスタンスを取っています。それでも競争相手である消費者金融や信販会社よりも審査が厳しいという感じです。
総量規制が始まって、貸金業者側の貸し出しが制限される中、大手銀行は総量規制は関係ないからと積極的に貸し出しを伸ばしていきました。それで今までは貸さなかった人にも貸し出しをするようになりました。それが前まではカードローンの保証会社が子会社で規模が小さかったけど、今は大手消費者金融が保証会社をやっています。
(⇒現代の消費者金融の体裁について)
その大手消費者金融の与信管理の高さが貸出額の増加になっています。だから銀行は前よりも審査が甘くなり、今まで借りられなかった人が、敷居が高いと思っていた人達が借りられるようになって喜んでいます。ただそれ以上に信販会社と消費者金融の審査の方も甘くなっています。
総量規制で個人への貸出額が制限されるようになって、貸金業者は貸出先を広げて収益を増やすことに方針を転換しています。それで今までは貸さなかった個人事業主にも個人事業主ローンを設定するなどして、貸出を増やそうとしています。さらに大手消費者金融は在籍確認の電話を無しにして、集客を増やそうとしています。
(⇒審査が厳しくなって非正規雇用では借りにくくなった?)
信販会社も在籍確認の為の電話をあまりかけ無くなってきて、属性の低い人だけ在籍確認をするようになってきています。それで銀行はまだ在籍確認を増額の時もしていますから、在籍確認はやめる気はなさそうで、審査は他と比較すれば厳しい方です。保証会社自身が在籍確認の電話をしないようになってきているのに、こっちは変わらず電話を継続です。
銀行カードローンは、キャッシングの審査が前よりは甘くなったけど、他の業種も甘くなっていて、比較すれば厳しい状態のままです。